迷惑から学ぶこと
人に迷惑をかけない。
これは社会生活を円滑に送る上で重要なことだと思います。
だからこそ、あえて子ども達には、子ども同士の社会の中で迷惑をかけあってほしいとも思います。
相手にとって嫌なこと、迷惑な事をしてみて、相手がどんな反応を返して、それに対してどう自分が感じるのか。
逆に、相手にされてみてどう感じるか、
そして、どんな風にその気持ちを表現するのか。
失敗しながら体得していけたら、その子どもにとって、親や保育者に、言葉で「〇〇が嫌がってるからそれはやめようね」等言われて気付くよりも深く学ぶことができるんじゃないかなと。
それでもどうしても難しく、心に傷ができたり、跡が残るような怪我、命の危険につながる時には大人が介入する事も必要だとは思いますが。
私はきょうだい間では放置されて、たくさんケンカをしたり泣いたりしながらコミュニケーションを体得出来たと思うけれど、家族以外の人には極端に気を遣いすぎて、本音を言えなかったり、上っ面の付き合いになりがちなところがあります。
ママ友同士のお付き合いの中で、嫌われたくない私は、ついつい人に合わせて、先回りして子ども同士の事に口を出すこともあります。でも、本当は子ども同士の事は子ども同士で自由にケンカでも何でもやってほしいと思っています。
そういう自分の思いを、素直に伝えられる勇気を出してみようと思います。